(ワラウカド)バブルドリームの2015 血統・配合その3

本馬の父キングズベストが、アガ・カーン殿下の所有馬であった不敗の名馬バーラム(Bahram)(オレのDonatelloも!)の血統を見て、研究することをわたしは諸君におすすめするのテシオさんの意味深なメッセージとうまくリンクしたと考えておりますが、それも「ただ、BahramとDonatelloがあるだけじゃないか。しかも血統表上影響の薄そうな位置で。」と指摘されれば「仰せのとおり」と認めなくてはなりません。

しかし、本馬の母には、フェデリコ・テシオ!アガ・カーン殿下!!それにマルセル・ブサック!!!それら巨匠の「合同大傑作作品」ともいうべき血がでーん!とあるではありませんか!本馬の母父の位置に!アカラッド(Akrad)です!本馬の母父はAkradなのです!!


マルセル・ブサックは、本業が破産した後の2年後に没していますが、その破産した際に牧場、競走馬を丸ごと買い取ったのが、アガ・カーン3世の孫のアガ・カーン4世でした。Akradはその買い取った「マルセル・ブサックの遺産」の中にいたのでした!(Akradの活躍はブサック知らず)

Akradのは血統構成は、「さすがマルセル・ブサックの遺産!」ともいうべき凝ったもので、トウルビヨン(Tourbillon)の同牝系である牝馬に累代的にこのTourbillonやその全きょうだいをクロスさせ、Tourbillonを常に再現しようとする試みが感じられます。

一部ご紹介すると、4代母Tourjimaにおいて、共通の祖母Bansheeから見て孫同士を掛け合わせた、“いとこクロス”で祖母Bansheeを戻しています。そのBansheeの孫でいとこ同士、というのがTourbillonとDjezima(Akradの5代母)。これらの母は全姉妹同士ゆえの「同牝系のいとこ同士の組み合わせ」ということになります。Durban = Heldifann 2 × 2

tourzima.png 

Akradの母Licataもまた、上記Tourjimaのキイを継続させています。Arbar ≒ Tourjima 2 × 3(少し薄めの≒で;)

licata.png 


そしてAkrad。
マルセル・ブサックの3大生産馬Pharis、Djebel、Tourbillonを徹底的に結合させています。上記の累代におけるキイを継続させる数珠つなぎのニアリークロスはもはや芸術的!Cordovilla ≒ Gloriana 2 × 3 , Cordova ≒ Arbar 3 × 3

Akradの父を遡って見てください。
そうです!Akradは、フェデリコ・テシオの自信作Donatelloのメールラインなのです!!アガ・カーン殿下の所有馬であった不敗の名馬バーラム(Bahram)(オレのDonatelloも!)の血統を見て、研究することをわたしは諸君におすすめするのDonatelloです!

いかがでしょうか。
フェデリコ・テシオの自信作DonatelloのメールラインのAkradは、マルセル・ブサックが自身の3大生産馬Pharis、Djebel、Tourbillonを徹底的に結合させてつくった、いわば「テシオ&ブサックの合同傑作品」をアガ・カーン3世の孫のアガ・カーン4世がマルセル・ブサックに変わって引き継いで走らせた、そんな特別なサイアーなのです。

akarad.png 


フェデリコ・テシオの死後直後にRibot(リボー)が活躍したというのは、彼にとっては無念だったでしょうけど、マルセル・ブサックもまた、死後にAkradが大活躍したという数奇な運命をたどります。意見を交わし合い、意気投合したと言われる両巨匠は、ともにその無念さを晴らすがごとく、彼らが考えに考えて作り出した血が、何十年、何百年とサラブレッドの受け継がれ、また現代においても「配合のキイ」となるとは、両巨匠の偉大さを痛感するとともに、改めて血の奥深さを感じさせてくれます。



以上のように、バブルドリームの2015を紹介するつもりが、フェデリコ・テシオとマルセル・ブサックを熱く語ってしまう結果になりましたが、ちょうどフェデリコ・テシオの本が運良く転がり込み、そして同じタイミングでパカパカファームの新設クラブを知る。そのクラブのラインナップされていた本馬バブルドリームの2015。血統マニアであればマルセル・ブサックの手法を考え、さすればAkradというサイアーは必ず通らざるを得ない宿命的な存在。それでテシオの本を読んだ直後にこの馬の血統表を見てしまうと、これは、走る走らないは関係なく、出資の衝動に駆られたのは、縁によって生起する、まさに縁起の法則に乗っ取ってのごくごく自然な成り行きなのかもしれません。

今となっては化石となった「母父Akrad」。遅ればせながら、「母父Akrad」の馬に出資できたこと、今はとても光栄に想います。

bubbledream2015blood001.png 

(終わり)

※この馬に出資し、「ワラウカド」に入会しました。2017/03/01

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(ワラウカド)バブルドリームの2015 血統・配合その2

アガ・カーン殿下の所有馬であった不敗の名馬バーラム(Bahram)の血統を見て、研究することをわたしは諸君におすすめする

と言ったのは、フェデリコ・テシオであり、「セントサイモン(St.Simon)の継続的なクロスとアイソノミー(Isonomy)とハーミット(Hermit)のニックス」この配合のキイでもって自身も名馬ドナテーロ(Donatello)を生産している。

非常に似ているテシオのDonatelloと殿下のBahram、馬齢は2つ違いなので「参考にした」とは言い難く、自身の名馬Donatelloをあえて出さずに、殿下を立てて?上のような「殿下のバーラムの血統を見て研究せよ」と言ったのは興味深い。

テシオのDonatelloとアガ・カーンⅢ殿下のBahram、この2頭は偶然にも似た血統構成をしており、それをそのまま「良いとこ取り」をした種牡馬がいる。エスプレッソ(Espresso)だ。完全な「父母相似配合」なのだ。それも、テシオのDonatelloとアガ・カーンⅢ殿下のBahramを基軸にしての、である!
espresso_20170303162412a88.png 

アガ・カーン殿下の所有馬であった不敗の名馬バーラム(Bahram)(オレのDonatelloも!)の血統を見て、研究することをわたしは諸君におすすめする

このメッセージをそのままストレートに受け取り、テシオのDonatelloの息子とアガ・カーンⅢ殿下のBahramの娘を交配させて、さらにDonatelloの母父クラリシマス(Clarissimus)をクロスさせて完全な「父母相似配合」としたEspresso。このEspressoが、キングズベストの祖母の父として存在していたのである!
Anatevka.png 

キングズベストの母は、ハイペリオン(Hyperion)とBahramのラインブリードでEspressoをうまくつなげている。
Allegretta.png 


どうでしょう?
キングズベストとアガ・カーン殿下の所有馬であった不敗の名馬バーラム(Bahram)(オレのDonatelloも!)の血統を見て、研究することをわたしは諸君におすすめするがうまくリンクしたと思いませんか?

え?そんな理由だけでバブルドリームの2015に?

いえいえ、実はまだあるんです。テシオさんの金言とリンクする部分がこのバブルドリームの2015には。

続きは後日。


#この馬に出資し、「ワラウカド」入会しました。2017/03/01

(ワラウカド)バブルドリームの2015 血統・配合その1

つい先日、非常に入手困難な稀覯本、テシオの「サラブレッドの研究」が運良く手に入り、
IMG_1718.jpg 

テシオさんはそう簡単に配合のテクニックを教えてはくれていないのですが、所々にそれらしいヒントがちりばめられており、その中でも気になる節が ―

アガ・カーン殿下の所有馬であった不敗の名馬バーラム(Bahram)の血統を見て、研究することをわたしは諸君におすすめする

― これがやたら気になり、「ヴィリエのドサージュ・システムの事を指しているのか?」「はたまた、セントサイモン(St.Simon)をはじめとする近交の継続の重要性を言っているのか?」「アイソノミー(Isonomy)とハーミット(Hermit)のニックスの重要性を言いたいのか?」
その謎解きにここ毎日を費やしていたところに、思わぬ朗報が。。。

『パカパカファームのクラブが会員募集開始!』

噂は去年の早くから耳にしておりましたが、クラブ発足までかなり骨を折られたようです。このタイミングで募集開始、いささかバタバタでの初年度募集馬のラインナップに挙げられたのは3頭だけでした。

生産牧場としては実績があっても、クラブとしての運営実績は皆無なので、G1馬の全弟の9,000万のディープ牡馬や、同じくG1馬の半妹の3,500万サンデー3 x 3牝馬にはちょっと手を出しにくく、残り1頭の“お婆ちゃんの子”キングズベストの牡馬に行くことにしました。その決め手は、キングズベストが上のテシオさんの金言「名馬バーラム(Bahram)の血統を見て研究・・・」にコミットしたから、なのでした!

(つづく)


#この馬に出資し、「ワラウカド」入会しました。2017/03/01

「ワラウカド」byパカパカファーム、入会申込みました!

待ってました-!!

パカパカファームの一口クラブの誕生です!!
名前はビミョーだけど^^;

waraukadonyukai001.png 
https://www.waraukado.club/


生産牧場は実績ありますが、「クラブ」としては、ホームページをみたらわかるように、スタッフ等クラブ運営に不慣れな印象をぬぐえない、まさに「これからのクラブ」という感じですので、応援しつつ社台に対抗できるクラブに成長してくれたらなぁ、という気持ちで、まずはこの馬に出資を申し込みました。(まだまだ信用はできないので、いきなり高額なディープ産駒や、サンデー3 x 3の牝馬(ともにG1馬の下)への出資は見送りました)


waraukadonyukai.png 


ノルマンディーは縮小→退会の方向ですので、シルク&ワラウカドで一口ライフを細く長く続けられたらなぁ、と。まずはお知らせまで。


↑の血統・配合の紹介は後日に。





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