タックスヘイブンの08の「キイ」 (リクエスト)

タックスヘイブンの08を語る前に、まず偉大な母タックスヘイブンを。


タックスヘイブン(Alydar)
『何故この母は、交配相手を選ばず“走る馬”を出すのだろう』

それは、祖母の父、Lt.Stevensが「キイ」となっている。(と思う)



Lt.Stevensは、偉大な牝馬Rough Shodの仔で、Thong、Moccasinら、これまた偉大な母らの100%同血の兄、すなわち全兄にあたります。

上記のLt.Stevensら兄妹は、4代母Goody Two-Shoesを戻す配合となっています。それは、Nasrullahの母父Blenheim内にあるGoody Two-Shoesとの「戻し」により形作られるのですが、同時に、Lt.StevensとNasrullahの和合性を良くするものと思われます。

 #ジェイドロバリーはモロ、
   Sadler's WellsはBlenheimを使って多少なりとも。

 #Thong、Moccasinの成功をMumtaz Mahalからのアプローチで
   見る手もありますが、それでもやはりNasrullahがキイであり。


したがって、ここでは「Lt.StevensとNasrullahのニック」すなわち「Goody Two-Shoesの継続的戻しクロス」をタックスヘイブンの「キイ」と考えるパターンを紹介したいのです。



タックスヘイブンに話を戻すと。。。

タックスヘイブンの母タックスペイヤーズフォリーは、Nasrullah 3 x 4のインブリードにより、上記の「Lt.StevensとNasrullahのニック」すなわち「Goody Two-Shoesの継続的戻しクロス」を主張していました。

こうなると、後はこの形を薄くとも繰り返していけば、「牝系の良さ」は継続され、タックスヘイブンも例外なくこの形 ―Nasrullahを継続的にクロスしていく形― を所持しています。


再び。。。

タックスヘイブン(Alydar)
『何故この母は、交配相手を選ばず“走る馬”を出すのだろう』


中でも一番出世したヒシアトラスは、
Nasrullahを 6 . 6 x 5 . 5 . 6 という形で継続致しました。


ルミナスハーバーはアグネスタキオンの牝馬で、
Nasrullah 6 . 7 x 5 . 5 . 6

アクロスザヘイブンはフジキセキの牝馬で、
Nasrullah 7 x 5 . 5 . 6

キャピタルフライトはNasrullahを継続していないですが、
サンデーサイレンスなので例外扱い(笑)

本馬もNasrullahを継続していないですが、
「ディープインパクトなので」と例外扱い(笑)

いや、冗談抜きで、5代アウトクロスにまとめる事でこの母の良さが出ると信じたい。そういう意味では、「変に小細工しないで、実績ある母の良さをストレートに出した配合」と考えたい。


以上のように、「Lt.Stevensを活かす方法」として、Nasrullahを使う方法とその成功例を書きましたが、もう一つ、この「Lt.Stevensを活かす方法」があります。それは、Lt.StevensがThongと全兄姉という関係から、ジェイドロバリーやSadler's Wells、Nureyevらと配合して、「全兄姉クロス」を作る方法です。この例として本馬の叔父に当たるアグネスキングオー(ジェイドロバリー)がおります。(余談)



なんだか、タックスヘイブンの08の血統分析が、違う方向へと行きましたが、要は「実績ある母に講釈は無用」であり、その配合相手がおそらく成功するであろうディープインパクトならばなおさら。

そういうことで、母タックスヘイブンの成功の秘訣を探ることがタックスヘイブンの08の「キイ」を見いだせると思い、母タックスヘイブンを中心にご紹介致しました。


ご意見、ご感想をお待ちしております。
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勉強しなくては…

ポンセさん、こんばんは。

ポンセさんのこの系統の話、僕が好きなんですよ。
でも、でも!なんです…。
知識が無い僕には、何のことやら…です。
もっと!!勉強しなくてはなりませんね(涙)。

僕なんて、血統表にある名前の競走内容でしか判断できません。
ポンセさんのようなコナな知識があれば、出資にも馬券にも役立つのでしょうに…。


追伸
最近、何故か?!欧州の血統が好きになりつつあります。
サンデーTCで取りに行けなかったロックの仔、キャロかウインかシルクで…。

No title

リスクエストに早速お応え頂き深謝です。
ですがちょっと予定調和的に褒めすぎなのでちょっと恐縮しています。もっと厳しい評価を頂いても良かったのですが・・・(汗

本馬は事前のカタログ&DVDでの検討では候補に挙がっていなかったのですが、実馬を見て評価を一変。後肢の送りや姿が父ディープやトウカイテイオーを彷彿とさせるような品の良さに思わず心を奪われて、血統云々を忘れてしまいました(滝汗。事前にお願いした馬とは異なる本馬への後付での甘ぁ~い評価とは言え、「実績ある母に偉大な父DI」なら文句無しとのポンセさんのご託宣、有り難く頂戴いたします(笑。

母系のファミリーナンバーがA-1と社台にしては怪しい系統、祖父SSも母系は怪しい系統でしたし、これらが目覚めてくれれば本馬が名馬の仲間入りしてくれても不思議無いと勝手に妄想しています(爆。是非初戦に勝利し、ポンセさんの「勝手にお手馬」に加えていただけることを祈って、お礼方々。

Re: 勉強しなくては…

カリンさんおはようございます!

いつも読んで頂いてありがとうございます。
カリンさんのお言葉で、書く意欲もさらに挙がります^^

さて、血統を語るとき、なるべくわかりやすく伝えようと努力していますが、どうしても難しい表現になってしまいますね。できれば、血統表を別窓で開きながら読んで頂ければわかりやすいと思います。

血統表を眺めていると色んな世界が広がります。

ある1頭の馬を血統解析するとき、人それぞれの、また、どの祖先にスポットを当ててアプローチするかで色んな見解が出てくるからです。そして昔流行った“ゲームブック”のように次々へと展開していくので、それはとても面白いものですが、人によって見る角度が違えば結論も違うので、時に論争を生み出します。

また頑張って書きたいと思います。
できればカリンさんのお気に入りのロック産駒を。。。

Re: No title

ふうじんさんおはようございます!

いや~
ご出資が決定された馬に厳しい評価は付けられませんよ~。

しかし、本当に本当、楽しみですよね。
だって、「ベストtoベスト」の配合なのですから。

「ベストtoベスト」でも色んな形がありまして。。。
 1.父母良血同士の交配も、母に産駒実績なし
 2.  〃          も、    〃   あり
 3.父母良血とは“いえず”、母も産駒実績なし


 1.は父と母との結合の「キイ」が必要
 2.は父:50、母:50の確率上、「キイ」は必要なく
 3.は突然変異を狙うべく強めの「ショック療法」が必要
   (※ポンセ基準により)

ふうじんさんの馬は2番に該当しますので、
「配合」より、「馬体」や「身のこなし」が重要と思われます。
まさに、その方向から決意された本馬なら、
なおさら期待していいのではないでしょうか。

期待しております!!     
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