シルク2012年募集馬(一部)の配合分析③



カムホームウィズミーの2011 牡



Highland ParkやBinalongは種牡馬にこそなれたものの、競走馬としては、G2、G3、オープン特別こそは力を示したが、G1においては相手に恵まれなかった不運もあり、ついには勝てることはできなかった。

大レースにおいての「あと一歩届かず」というのは、この一族における「血の宿命」というものか。朝日杯3歳Sにおいてマイネルマックスの2着だったオープニングテーマ、芝ダート兼用で着実に力を付け、重賞級の力があったもののオープン特別勝ちまでにとどまったタガノサイレンス。。。


それらが「相手に恵まれない不運」という巡り合わせ、いや、単に「勝負弱さ」というべきか、何れにせよ、この一族には何か共通の因子が作用しているように思える。

それは、上記に挙げた馬たちに共通していえること、――累代配合においてMan o'War~War Relicという異系を注いだ――、のが要因の一つに挙げられると思う。異系を入れることで活力や成長力も期待できるが、一方でWar Relicの「勝負弱さ」を表面に出させてしまったと思えるからだ。


また、この一族に共通して言えば、「マイル以下のスピード」である。これは上で酷評した「Man o'War~War Relic」も一役買っているように思うが、中でもBinalongやオープニングテーマのスピードは、Nasrullahの影響力が強いと思われる。

本馬も、Binalongやオープニングテーマのように、3代母においてNasrullah4 x 2という濃いクロスを作り、スピードの下地を作った上で、“お約束”のMan o'War~War Relic系Known Factを配合し、力強いスピードを補った。


本馬が他の近親馬たちと違うと思うのは、本馬の祖母において、Two Leaの牝馬クロスをハートライン上でつくり、上記のこの一族における「異系の傷」の良質部分をうまく抽出し、本馬の母がTamerettの牝馬クロスを作ることで、共通部分を強調し、効果の継続を狙った点だ。これならば、「異系の傷」が「異系の良さ」と転換するものだと信じている。


「Man o'War~War Relic系の強調」、「Nasrullahの強いクロス」、これらのスピードにダイワメジャーという本馬の配合が示すベクトルは、「ダート短距離」で、芝においては、「急坂コース向きのスピード」である。



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カムホームウィズミーの2011 牡馬
  父 ダイワメジャー
   母父 ケイムホーム

◆配合のキイ◆
 祖母はTwo Leaの牝馬クロスをハートライン上でつくり、
 母もTamerettの牝馬クロスでうまくまとめ上げた。
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